筋トレをやっている人は重量を上げるために体重を増やすことを目指すことになると思います。
しかし、いくら食べても体重が増えないとお困りではないですか?
というのも、私も体重がなかなか増えずに困っていました。
しかし、あることをすることで体重55 kgから70 kgまで増やすことに成功しました。
その方法をご紹介したいと思います。
基礎知識
まず初めに、体重を増やすために必要なことを考えましょう。
人は生きているだけでエネルギーを消費します。このエネルギーの単位はよく聞くkcal(キロカロリー)です。
そして、動かない状態で一日過ごす際に消費するエネルギーを基礎代謝と言います。
例えば、25歳、170 cm、55 kgの人の基礎代謝量は約1500 kcalです。
つまり、食事から摂取するカロリーは最低でも1500 kcalはないと体重が減ることになります。
この考え方が重要となってきます。
筋トレをしている人は当然基礎代謝よりもさらに多くのエネルギーを消費します。
よって、体重増加のためには
接取カロリー > 消費カロリー = 基礎代謝 + 動いた分のエネルギー
とする必要があります。
そのため、食べているつもりでも、接取カロリーが消費カロリーよりも低ければ当然体重は減ります。
体重が増えない理由
消費カロリーよりも接取カロリーが多いにも関わらず体重が増えない人がいます。
まさに私がそうでした。
私がやったことは毎食の食事量を増やすことです。例えば、ご飯を漫画のような大盛にしたりとか。
しかし、体重は一向に増えませんでした。
この理由を考えた時に一番可能性が高いものは栄養の吸収率が悪いというものです。
例えば、栄養の吸収率が100%の人が1500 kcalのものを食べたら、もちろん接取カロリーは1500 kcalです。
しかし、栄養の吸収率が70%の人が1500 kcalのものを食べたら、接取カロリーは1050 kcalです。
そのため、吸収率が高い人よりも643 kcal多く食事をとる必要があります。
体重増加の方法①
さて、ここから体重増加に効果的だったことをお話しします。
まず、栄養の吸収率を上げる方法があります。
具体的には胃腸薬を使います。
胃腸薬は胃の消化を助けてくれますので、栄養をより吸収しやすくしてくれます。
私が使ったのはアサヒグループの”エビオス錠”です。
また、わかもと製薬の”強力わかもと”も有名な胃腸薬です。
胃腸薬を使用することで私はおよそ3 kg程度の増量に成功しました。
しかし、胃腸薬だけではそれ以上の体重増加は出来ませんでした。
体重増加の方法②
そして、もっとも体重が増えた方法が”パックご飯”を食べまくるです。
胃腸薬で栄養の吸収率を高めても一回の食事で接取できるカロリーには限りがあります。
そのため、無理に一食あたりの量を増やすのではなく食事回数を増やすことにしました。
しかし、食事回数を増やすとお金がかなりかかります。
そこで、”パックご飯”に目をつけました。
このパックご飯をお腹が空くたびに食べました。
パックご飯なら電子レンジで1~2分程度で出来ますし、量も1パック200 g程度ですので食べきるのに時間がかかりません。
また、何よりも弁当や外食などで食事回数を増やすよりもはるかに安上がりです。
このパックご飯による体重増加方法を取り入れることで10 kg程度の体重増加に成功しました。
まとめ
体重増加方法をまとめます。
①:接取カロリー > 消費カロリー = 基礎代謝 + 動いた分のエネルギー
②:胃腸薬で吸収能力を上げる
③:空腹の度にパックご飯を食べる
以上、体重増加で困っている人は試してみてください。