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クレアールの簿記1級講座 

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クレアールの日商簿記1級を受講してみました。

日商簿記1級のスクールは多いため、選ぶ際の判断材料にしてみてください。

クレアールの特徴

まずクレアールの特徴についてご紹介したいと思います。

①オンライン

クレアールの受講体系はオンライン授業となります。
そのため、スマホやパソコンを使っていつでもどこでも授業を受けることが出来ます。

その一方で対面式ではないため直接教師の方に質問することは出来ません。

ただし、メールや電話、インターネット通話で気軽に質問が出来るためそれほどデメリットは無いと思います。

②安い

二つ目の特徴は値段です。

大手資格スクールと比べると圧倒的に安いです。
私が受講したのは1級講義パックというものですが、8万円くらいでした。
(値段は試験日が近くなるほど高くなるようです。)
一方、大手スクールでは14万円程度と値段がかなり離れています。

大手スクールが高額なのは対面式が主だからだと推測できます。

しかし、資格の勉強は基本的に自習が合否を分けるため対面式にこだわる理由はそれほどないと思います。

③1年間の保証

また、クレアールは1年間の保証を行っています。
これは、目標としていた回の試験に合格できなかった場合に翌年まで受講を継続できるというものです。

簿記1級は合格率が10%程度と難関の資格であるため、このような合格保証制度は精神的にも安心できます。

クレアールの授業内容

テキスト

つづいて受講内容についてご紹介します。

簿記1級は商業簿記・会計学、および工業簿記・原価計算の大きく二つに分かれています。
このうち、商業簿記・会計学の授業が197回、工業簿記・原価計算の授業が120回あります。
ただし、工業簿記・原価計算は問題演習の開設が半分近くあるので、単純な授業内容という点では60回程度となります。

また、送られてくるテキストは以下となります。

左から、テキストが5冊、問題集が5冊、授業で使われるスライドが印刷されたものが束となって送られてきました。
また、一番右端は答練という、実戦形式の問題集となります。
なお、答練に関してはオプションの答練資料というものを付けると送られてきます。
オプションを付けない場合は各自プリントアウトあるいはパソコンを見ながら問題を解くことになります。

なお、テキストの厚みは下の写真からご想像ください。

中身は白黒印刷で各章の説明+簡単な例題という形式となっています。
正直なところ文自体はかなり硬い口調なので、授業で内容を理解してテキストは参考書代わりにするといった形になると思います。

授業内容

授業は上述したように、商業簿記・会計学と工業簿記・原価計算の二つに分かれています。

授業時間は商業簿記・会計学が1回あたり30~40分、工業簿記・原価計算が20~30分となっています。

授業の雰囲気は、商業簿記では余談を入れつつ進むため、少し冗長になっています。
しかし、逆に言うとリアルな授業の感じで進めることが出来ます。

一方、工業簿記の方は商業簿記とは逆で必要なことだけを話すといった感じになっています。
また、簿記1級講座は会計学の人も多く受講しているためか、公認会計士になろうとしている人へのアドバイスが時折出てきます。

なお、授業は2倍速にすることが出来るため高速でインプットを終わらせることが出来ます。

クレアールをオススメする人

実際にクレアールを受講してみて感じた、クレアールをオススメ出来る人は以下となります。

  1. 自分で勉強できる人
  2. 値段を気にする人
  3. 忙しくて受かる見込みが怪しい人

①自分で勉強できる人

自分で勉強できない人にはクレアールはあまりオススメできません。

その理由として、クレアールでは対面式出ないため自分で授業を聞き、問題集を解かなくてはいけません。

そのため、教室に半強制的に行かないと勉強できないという人はサボってしまう可能性があります。
(ちなみに、クレアールのホームページでは担任制というシステムがあることになっていますが、私には1ヵ月経っても連絡が来ません。連絡すれば担任が付くのかもしれませんが・・・)

逆に、自分で勉強できる人はガンガン授業を進められるので非常にオススメできます。
特に、簿記は問題をたくさん解くことが重要だと言われています。

そのため、好きな時に好きなだけ授業を進めてインプットを早く終わらせられるクレアールは自学自習できる人には最適です。

値段を気にする人

当然ですが、大手資格スクールよりも安いため、値段を気にする人にオススメできます。

忙しくて受かるか見込みが怪しい人

最後に、忙しいなどの理由で短期間で合格できるか怪しい人にもオススメできます。

簿記1級は毎日3時間勉強して半年から1年で受かるといわれています。
しかし、忙しい人など時間が取れない人は多いと思います。

そんな時に有効になるのが1年間の保証制度です。
万が一落ちたとしても1年間さらに積み重ねることが出来るので合格する可能性がグッと高くなります。

最後に

簿記1級は合格率10%程度の難関資格です。

そのため、受講スクールを選ぶことは大切です。
しかし、それ以上に勉強する時間を確保することも大切だと思います。

そのため、どの受講スクールにするか迷っている時間を出来るだけ短くして、その分勉強時間を確保することをオススメします。

まずは資料請求から初めの一歩を踏み出しましょう。