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会社における資格の重要性

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会社に入ると、業界によっては半強制的に資格を取るよう命じられる場合があります。
この資格を取る作業に賃金が発生するのかどうか。
資格を取ることで給料が上がるのかどうか。
また、出世に影響するのかどうかをご紹介したいと思います。

なお、これからする話は私の体験談ですので、すべての会社で当てはまる訳ではありません。
ご注意ください。

自己紹介

まずは軽く私の経歴をご紹介したいと思います。

私は大学、大学院で化学を学び、製造業に研究開発職として就職しました。
現在は3年目となります。

会社に必須の資格

会社にとって必須の資格というものがあります。
特に製造業に多いです。

製造業では当然、商品を製造するために工場を持っています。
工場では有害な物質をむやみに外に出さないため、排水の水質管理や薬品の管理が行われています。

しかし、知識のないものが管理をしていれば問題が起こることは予想できます。
そこで、管理できる知識があることを証明するための証を国などが出しています。
それが、資格です。

国や自治体は水質管理に関する資格を保有する従業員が居なければ工場を稼働することを許しません。
そのため、会社で従業員に強制的(会社命令)、あるいは半強制的に資格を取らせるのです。

強制的か半強制的かの違い

上で強制的と半強制的を分けたのには理由があります。

もし、会社にとって必須の資格を持っている従業員が居なければ、当然会社は従業員に強制的に資格を取らせます。
そうしなければ仕事が出来ないからです。

一方、会社にすでに資格保持者が居る場合、話は変わってきます。

すでに資格保持者がいる場合、会社にとって資格保持者を増やすことは切実な問題ではありません。
しかし、資格保持者が急な病気などで会社に来れなくなる可能性もあるため、少なくて良いというわけでもありません。

そこで、半強制的に資格を取らせるのです。
強制的な場合と半強制的な場合の違いは下のようになります。

強制的

  • 資格取得に必要なお金はすべて会社負担
  • 勉強時間は就業時間とみなされる

半強制的

  • 受験代は会社負担だが、それ以外は自己負担
  • 勉強は就業時間外で行う
  • 出世に影響する可能性がある
  • 資格を取得しても賃金は上がらない

まとめ

強制的に取らされる資格と半強制的に取らされる資格がある。

強制的に取らされる場合、費用や勉強時間はすべて会社の負担

半強制的に取らされる場合、受験代だけ会社負担で他は自己負担。
勉強は就業時間外に行う。
出世に影響する可能性がある。
賃金は上がらない。