ドクターマーチンをご存じですか?
黄色のステッチやかかとについているタグが特徴的なブーツや革靴のブランドです。
特長的なフォルムや様々なファッションに会いやすいということから人気となっています。
しかし、革靴のイメージというとサイズ感が心配、慣れるまで痛そう、ということがあると思います。
そこで、先日初めてドクターマーチンを購入したので履き心地やサイズ感についてご紹介したいと思います。
種類
ドクターマーチンには大きく二つの種類があります。
ブーツと高さがくるぶしまでのシューズです。
今回は初めてドクターマーチンを購入するということもあり、3ホールというもっともベーシックなものを購入しました。
サイズ感
私は普段27.5~28.0 cmの靴を履いています。
革靴は革が伸びるため小さめの靴が良いといわれます。
そこで、まず27 cmを試してみましたが、かなり大きかったです。
かかとの部分が親指1本入れて、さらにまだ空間があるくらいブカブカでした。
ドクターマーチンはサイズが1 cm刻みですので、続いて26 cmを試しました。
26 cmだと少しキツイかなというサイズ感でした。
正直、本当に足に合うようになるかな?という考えも浮かびました。
しかし、革が伸びる可能性にかけて購入しました。
履いてみた感触
やはりお店での感じ方と実際に履いて街を歩くと感じ方は変わりました。
初日
革靴含めドクターマーチンでも調べられることとして靴擦れや痛みがあります。
靴擦れは私も起こりました。
起こった個所はくるぶしの下の凹んだところです。
靴のふちとくるぶしが歩くたびに当たって見事に皮がむけました。
靴擦れ自体はそれだけだったのですが、個人的に予想外だった痛みがありました。
それは足の横です。
お店で履いた時は足全体が窮屈だったのですが、履いて街を歩くと足全体よりは足の甲の横側が締め付けられる感じがあります。
最初は耐えられるのですが、数時間経つと万力を食らったようにぎりぎりと痛みが強くなりかなりキツイ痛みとなりました。
私にとっては靴擦れよりもこの締め付けのほうがキツイ痛みでした。
家に帰る間が拷問でした。
また、ドクターマーチンは疲れないという口コミが多かったのですが、
個人的には意外と疲れるという感想です。
ただし、普通の革靴とは疲れ方が異なります。
私の場合は、普通の革靴は足裏の真ん中が痛くなります。
しかし、ドクターマーチンの場合は足全体が疲れる感じがします。
普通の革靴で感じる「痛み」が「疲れ」に変わったという点がもしかしたら疲れにくいという口コミにつながっているのかもしれません。
二日目
足の締め付けで痛い目を見ましたが、恐る恐る履いてみました。
すると初日とは異なり少し足の甲のあたりに余裕を感じます。
これはいけるか?と思い歩いてい見ると、やはり初日に感じた締め付けはかなり緩和されていました。
多少の窮屈さは感じますが痛みを感じるほどではありません。
ただし、くるぶしの擦れはまだありました。
三日目
一週間ほど経った後に三回目に履くと二日目よりも窮屈さを感じました。
数時間経つと初日ほどではないですが多少の痛みも感じます。
時間が経ったことで伸びた革が縮んだのかもしれません。
くるぶしの擦れは二日目よりはましになっていました。
シューキーパーの使用
ここから、シューキーパーの使用を開始しました。
今回使用したシューキーパーはAmazonで購入した2700円くらいのものです。
こちらのMサイズ(26~29 cm)を使用してみました。
このシューキーパーはつま先が広がるタイプで足の甲が広がることを期待していました。
実際に靴の中に入れて二日程度経つと靴の締め付けがかなり緩くなり非常に履きやすくなりました。
まとめ
ドクターマーチンの履き心地についてご紹介しました。
窮屈目のサイズを買いましたが、初日は足の甲の横の締め付けがかなりきつかったです。
しかし、二回目以降は緩和されており初日ほどの苦痛を感じることはありませんでした。
最初はどうしても靴擦れや締め付けがきついので、私のように初日に数時間も歩くということはせず、最初は1時間程度にしたほうが良いと思います。
また、靴擦れは少なからず起こると思うので絆創膏を持ち歩いて痛みがあるところを保護するようにすると比較的安心して使うことが出来ると思います。
そして、シューキーパーを使用するとかなり履きやすくなります。
シューキーパーは普通の革靴にも使用できるので、持っていなければドクターマーチンと一緒に買うと良いかもしれません。
2年後 感想
購入してから2年後の感想になります。
シューキーパーを使用することで多少履きやすくはなったのですが、
やはりまだキツさが取れないという感じが数ヶ月くらいありました。
そして、夏に入りシューキーパーを入れたまま履かずに保管していたところ、
冬に入り履いてみると、非常に履きやすくなっておりました。
シューキーパーを入れ続けることによって過度な締め付けが和らいだのではないかと思います。
その後も履き続けると、ほぼ靴擦れすることなく足にピッタリ合うようになりました。
今では苦痛を感じることも全くなく、相棒のような存在になりました!