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クレジットカードのメリット・デメリット

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キャッシュレスが政府主導で推進されている昨今、クレジットカードの重要性がますます高まってきました。

そこでこの記事では、クレジットカードを利用することのメリットデメリットをご説明したいと思います。

クレジットカードは便利な反面、痛い目を見てしまう面も持っているので賢く使えるようようにしましょう。

クレジットカードとは

まず簡単にクレジットカードについてご説明したいと思います。

ある商品を購入するとき、クレジットカードで支払うとします。
この場合、その商品の代金はクレジットカード会社がまず支払います。
他のお店で支払った場合も同様です。

そして、決められた支払日に銀行口座から、クレジットカード会社が払った金額が引き落とされることになります。

つまり、クレジットカードでの支払いは後払いをしているということです。

結局、同じ金額を支払うのになぜクレジットカードを使用するのか?
それについては後で解説するメリットでご説明します。

クレジットカードの種類

クレジットカードには大きく分けて二つの種類があります。

  1. 年会費、無料のカード
  2. 年会費、有料のカード

年会費無料のカードでもっとも有名なのは楽天カードではないでしょうか?
一番最初に手にするクレジットカードかもしれません。

一方、年会費が有料のカードはゴールドカードプラチナカードが有名です。
いわゆる、ステータスカードというやつです。

では、無料と有料のカードで何が違うのでしょうか?
違いはいろいろありますが、主に三つあります。

  1. サービス
  2. 付帯特典
  3. ステータス

サービス

クレジットカードにはサービスが付いています。

有名なのは旅行関係です。

例えば、旅行に行ったときに怪我をしたとします。
この時、クレジットカード会社が怪我の治療費を出してくれます。

ただし、その範囲に無料のカードと有料のカードで差が出ます。

例えば、保証限度額が無料カードでは100万円に対し、有料カードでは1000万円といった感じです。

他にも飛行機が遅延した時にお金がもらえたり、もらえなかったりなどいろいろな保証制度が異なります。

付帯特典

次に付帯特典です。

ゴールドカードなどに付帯特典といったものが付いてきます。

この付帯特典にもいろいろありますが、有名なところでは

  • レストランの代金が10%オフ
  • ホテルに安い値段で宿泊できる
  • コンサートなどのチケットが安い良い席が保証されている

などです。

いわゆる生活を豊かにするサービスが有料カードには付いてきたりします。

ステータス

最後がステータスです。

楽天カードはポイントも貯まりやすく、無料で非常に優れたクレジットカードです。
また、取得するのも簡単なため、最強のクレジットカードといっても過言ではありません。

しかし、その分多くの人が持っているクレジットカードということになります。

そのため、大人になると使うのが恥ずかしいカードという認識があったりします。
また、デートなどで使うのには避けた方が良いカードという認識もあります。

一方、有料カードの場合、無料のカードに比べて持っている人は少なくなります。
特に、ゴールドカードやプラチナカードは券面から高級そうということが分かります。
こういったカードで支払うと、いわゆる出来る人を演出することが出来ます。

そのため、自分のステータスを良く見せるために有料カードを手に入れる人も多くいます。

クレジットカードのメリット


ではクレジットカードのメリットに移ります。

クレジットカードで実感できるメリットは3つあります。

  1. 現金を持ち歩く必要がない
  2. ポイントが貯まる
  3. お金の使い道が分かる

それぞれご説明します。

現金を持ち歩く必要がない

まず、クレジットカードを作ることで現金を持ち歩く必要がなくなります。

クレジットカードが無ければ、常に現金を持ち歩く必要があります。
また、現金が少なくなったらATMからお金を引き下ろさなければなりません。

しかし、ATM手数料は1回あたり100~200円程度かかります。
現在、銀行に預けても超低金利のため、その100円、200円を金利で稼ぐには何十年もの歳月が必要になります。

ATMでいらない手数料を取られないためにもクレジットカードは有効な手段となります。

さらに、クレジットカードを使うことで会計をスピーディーに終わらせることもできます。
最近ではクイックペイやiDなどスイカのようにタッチで決済できるカードも出てきています。

実際に体感すると分かりますが、タッチ決済は非常に素早く会計を済ませることが出来て、ストレスがまったくたまりません。

生活を楽にする点で、クレジットカードは便利なツールとなっています。

ポイントが貯まる

次のメリットがポイントです。

クレジットカードには使用金額に対しておよそ0.5~1%分のポイントが付きます。
カード会社にもよりますが1ポイント1円と考えて頂いてかまいません。

つまり、いつもの買い物をクレジットカードで支払うようにするだけで、ある意味0.5~1 %のキャッシュバックが得られるということです。

さらに、使う場所や期間によっては2.5 %のポイントが付くこともあります。

先ほども述べましたが、現在日本では超低金利です。
それに対して、クレジットカードは0.5~1%の金利が付くようなものです。

これほどお得な節約方法はなかなかありません。

お金の使い道が分かる

最後のメリットはお金の使い道が分かるということです。

現金で支払ってしまうと、レシートを見直さない限り、何にどれだけのお金を使ったのか分かりません。
また、レシートは意外とかさばるため財布を圧迫する原因になりますし、はっきり言ってめんどくさいです。

一方、クレジットカードでは、支払った店舗などの情報をWebなどで確認することが出来ます。

どの商品を買ったかまでは分かりませんが、お店の名前から服を買ったのか、レストランで食事をしたのかなどは分かります。

このようなお金の流れを把握することは、お金を上手に使用するためには必要なことになります。

また、クレジットカードの明細書を見ることで、その月にいくら使ったのかや、先月、先々月いくら使ったのかなども分かります。

これらのお金の流れを把握することで、将来お金に困らない生活を歩むことが出来ます。

クレジットカードのデメリット


クレジットカードには上記で挙げた3つのメリット以外にも無料の保証や優待など様々なメリットがあります。

一方で、デメリットも当然あります
しかし、それらのデメリットは使い方さえ注意すれば防げるものですので、ここでしっかり意識すると良いと思います。

デメリットも3つあります。

  1. 使いすぎ
  2. 手数料
  3. ブラックリスト

それぞれご説明します。

使いすぎ

クレジットカードを使用する際にためらう理由の一つが使いすぎではないでしょうか。

「現金はお金を使っている感覚があるけれど、クレジットカードはお金を使っている感覚がない。」

そんな声はよく聞きます。

この考えは半分辺りで半分はずれだと思っています。

その理由をご説明します。

たしかに、クレジットカードで支払った場合、目に見えるお金が減らないため、常に意識していない限りいくら使ったのか分からなくなります。

しかし、昨今非常に優秀なツールが現れました。
それがスマホです。

現在では、スマホでいくら使ったのかを簡単に確認することが出来ます。
ですので、お金を使った感覚が無い場合は、頻繁にスマホの明細書を見なおすことでいくら使ったのかを意識するトレーニングをしましょう。

そうすることで、いくらお金を使ったのか分からなくなるといったことは防げるはずです。

また、クレジットカードには限度額を設定できます。
使いすぎが心配な場合はひと月の限度額を10万円程度にしておき使いすぎを防ぐ工夫を行いましょう。

手数料

クレジットカードは支払いを複数回に分けることが出来ます。
例えば、20万円の商品を1回払いで買う場合、ひと月で少なくとも20万円の支払いをする必要があります。
しかし、20回払いにすることで、ひと月の支払いを1万円程度と少額にすることが出来ます。

ひと月の支払額が20万円と1万円程度では家計の圧迫感が異なります。

では複数回払いは万能かというとそんなことはありません。
先ほどから書いている通り、20万円の商品を20回払いにすると、ひと月の支払い額は1万円程度となります。
1万円ではありません。

これがクレジットカードの落とし穴です。
たいていのクレジットカードでは3回払いより多い回数の支払いにすると手数料が追加されます。
そして、支払い回数が多ければ多いほどこの手数料の威力は上がっていきます

先ほどの例のように、20万円の商品を20回払いで支払った場合、最終的に支払う金額の合計が25万円となる可能性もあります。
そう、5万円も余分に払う可能性があるのです。

こういった手数料によって余分にお金を払う可能性があるため、
基本的にクレジットカードの支払いは1回払いにしましょう。

逆に、常に1回払いにすることで、手数料で無駄にお金を取られるという心配はなくなります。

ブラックリスト

最後がブラックリストです。

クレジットカードの支払日に銀行口座に十分なお金が入っていない場合、支払いを遅延したことになります。

支払いの遅延を何度もしたり、長期間の支払い遅延を起こした場合、ブラックリストに名前が追加されることになります。

ブラックリストに登録された場合、新たなクレジットカードを手に入れにくくなったり、ローンが組めなくなります。

そのため、銀行口座にお金を入れておくことだけは忘れないようにしましょう。

まとめ

クレジットカードは0.5~1 %のポイントが貯まったり、利用履歴が確認できるなど、生活を楽にしてくれる非常に優秀なツールです。

しかし、手数料や支払いの遅延によるブラックリスト入りなどデメリットも当然あります。

ですが、デメリットは避けられるものしかないため、きちんと失敗を避け、
クレジットカードを有効に使うことで生活を豊かなものにしましょう。

なお、まず初めに取得するオススメは楽天カードです。
年会費無料でポイントも貯まりやすいため、試しに一度使ってみることをオススメします。