社会人になって、大学生の間にやっておけば良かったと思うことが一つだけあります。
それをやっておけば、今頃より余裕のある生活が出来たはずです。
あなたには後悔してほしくないので、学生の内からやっておいた方が良いことをお伝えしたいと思います。
学生の内からやっておけばその後の生活がきっと豊かになります。
不労所得
学生の時にやっておけば良かったことは不労所得を得ることです。
より詳しくいうと、本業での収入以外でお金を得られる仕組みを作り出しましょう。
基本的に社会人の収入は所属している会社から支給される給料のみとなっています。
しかし、世の中が不安定になっており、どんな企業も将来安泰とは言えなくなってきました。
そこで、会社以外の収入があると、もし会社の業績が傾いたとしても他の従業員とは異なり安定した生活を送ることが出来ます。
また、不労所得は続けていれば基本的に上がり続ける傾向にあります。
そのため、早ければ早いほど、後々の収入が急上昇することになります。
では、不労所得を得るためにはどのようなことを行えばよいのでしょうか？
次は不労所得を得るため方法について３つほど、ご紹介したいと思います。
①広告収入
学生で始めやすいのは広告収入です。
例としてはブログ、アフィリエイト、You tube、twitter、Instagramなどがあります。
収益を上げるには広告を見られる必要があります。（アフィリエイトはものを購入してもらう。）
ブログなどの記事に広告を張り付け、広告が見られることで広告会社からお金が振り込まれます。
この形態の特徴としては収益化するまでに時間がかかります。
収益が上がるまでに少なくとも1ヵ月はかかります。
一方で、安定した収益が上がりやすいという特徴があります。
情報発信系は続ければ続けるほど記事のストックが溜まります。
ストックが多くなれば読者等が増えるので広告収入が増えます。
そして、ストックは増え続けるので広告収入も安定的に得ることが出来ます。
そのため、後述する方法と比較すると安定的に収入を得ることが出来ます。
②投資信託
二つ目の方法は投資信託です。
投資信託は株の一種で、さまざまな株を100円から買うことが出来ます。
そのため、学生でも始めやすく、また自動で定期的に購入することが出来るので継続しやすいという特徴があります。
少額、継続しやすいといった点から、個人的にはもっともオススメの方法となります。
投資信託は株を買っているためもちろん投資したお金以上を稼げるとは限りません。
しかし、リスクは低い手法です。
理由としてリスクの分散があります。
投資信託はさまざまな株を買っているため、一つの株価が暴落しても、別の株価が上昇することでマイナスを軽減できます。
ただし、急激な利益の上昇も見込めないため、長期的な運用が必要となります。
そのため、長期的な運用が可能な若い人、つまり学生にオススメの方法となります。
なお、投資信託にはインデックスファンドとアクティブファンドという二つの方法があります。
基本はインデックスファンドをオススメします。
インデックスファンドはあらかじめ設定したルールに従って株を購入する方法です。
一方、アクティブファンドは人が考えて株を購入します。
インデックスファンドをオススメする理由は二つあります。
①運用成績
長い目で見ると、アクティブファンドはインデックスファンドに運用成績で勝ったことがありません。
つまり、インデックスファンドの方が安定的に利益を上げることが出来ます。
②手数料
投資信託のデメリットとして、購入時や保有している間手数料が取れらるということがあります。
そして、アクティブファンドは人が関わっているため、インデックスファンドよりも手数料が高いという問題があります。
投資信託は長期的に行うものなので、手数料の差は最終的には100万円単位で聞いてくることも珍しくありません。
以上、二つの理由からインデックスファンドをオススメします。
株式投資
最後にご紹介するのは株式投資です。
これは先ほどの投資信託と異なり、一つの会社の株を購入するという方法です。
一つの会社の株を購入するため損をするリスクが高くなります。
一方、株を買った会社が大きく成長すれば株の売却益から多額の利益を得ることもできます。
学生に株式投資はあまりオススメできません。
その理由は株の購入は高額であり、また損をするリスクも高いからです。
では、なぜ取り上げたかというと、インカムゲインという利益を社会人になったら手にして欲しいからです。
株で利益を上げる方法には大きく分けて二つあるといわれています。
①キャピタルゲイン
②インカムゲイン
です。
以下でそれぞれを説明します。
①キャピタルゲイン
キャピタルゲインは一般的に想像される株で利益を上げる方法です。
株は１株当たりの値段が常に変動しています。
そのため、1株1000円の時に1万円で1０株を購入、1株2000円の時に売却すれば2万円を得ることが出来ます。
つまり、差し引き1万円の利益が得られるわけです。
この株価の差から利益を得ることをキャピタルゲインといいます。
この手法は単純で、なおかつ一気に利益を挙げられる方法です。
しかし、おおくの人が高値で株を買い、安値で株を売り、損失を出します。
そんなバカな、と思うかもしれませんが事実です。
キャピタルゲインで利益を上げることは難しいためオススメしません。
私がオススメする方法は次に説明するインカムゲインです。
②インカムゲイン
株で利益を上げるもう一つの方法がインカムゲインです。
会社によってはリスクを負ってまで自社の株を持ってくれることへの感謝として配当金というものを出します。
配当金とは、1株当たり何円差し上げますというものです。
例えば、配当金が1株10円の株を、100株持っていたとしたら1000円もらえるということです。
この配当金の値段は株価や会社の業績によってことなります。
しかし、最近は配当金が高くなる傾向にあります。
また、配当金は基本的に年2回くばられます。
もうお分かりかもしれませんが、この配当金で不労所得を得ていただきたいのです。
配当利回りという言葉があります。
先ほどいったように、配当金は年2回配られます。
もし、1株100円の株の配当金が年2回合わせて10円だとします。
この場有り、1株100円の10%が配当金として支払われているので、配当利回りは10%ということになります。
銀行預金で言ったら金利のようなものですね。
そして、配当利回りは2%以上のものが少なくありません。
銀行に預けても金利は0.1%あればかなり良い方ですから、配当利回りの良さが分かると思います。
しかし、当然良い話ばかりではありません。
株式投資はリスクがあるので、いくつかのデメリットを持っています。
①購入金額
デメリットの一つ目は購入金額です。
配当金を出している会社の株はある程度のお金が必要です。
少なくとも数万円はかかります。
そのため、学生には手が出しにくいと思います。
②配当金が出ない可能性
会社の業績が悪くなると配当金を取りやめたり減額する可能性があります。
③株価の暴落
配当金で利益を上げる方法は株価が暴落しないことが前提です。
株価が10分の1以下になるなどしたら、配当金で損失分を取り戻すのはかなりの時間を要することになります。
以上のようなデメリットがあります。
しかし、①は社会人になってお金を貯めれば済む話です。
②は株を売って、配当金が出る株を買いなおせば済む話です。
問題は③です。
株に付きまとう話ですが、保有している株が暴落した時のことを考える必要があります。
対処法としては、当然暴落する前、あるいは取返しがつかなくなる前に売ることです。
この、取返しが付かなくなる前に売る訓練を学生のうちに行った方が良いです。
方法としては、株を買った場合をシミュレーションしてみるということが一つです。
もう一つの方法は、実際に株を買うという方法です。
最初に株は高いといいましたが、実際は数百円から買える株もあります。
この安い株を買うことも一つの手です。
シミュレーションよりも、自分のお金を使用しているため実際の緊張感が味わえます。
また、キャピタルゲインで稼ぐことが難しさも体験できます。
まとめ
社会人になる前にやって方が良いことは不労所得を得ることです。
その方法として３つご紹介しました。
①広告収入
②投資信託
③株式投資
①広告収入
ブログやYou tubeなどで広告を視聴者に見てもらうことで、広告会社から収入を得る方法です。
地道にコツコツやれば成果が発生し、ローコストで始めることが出来るため、学生にオススメの方法です。
②投資信託
数百円から株が買える方法です。
数年、数十年単位で積み立てることで莫大な利益を見込めます。
こちらもローリスクの方法ですが、ローリスクな分リターンも少ないので、長期的に行う必要があります。
早ければ早いほど良いので、やはり学生にオススメの方法です。
やるならインデックスファンドがオススメです。
③株式投資
もっともハイリスク、ハイリターンな方法です。
ですが、目指して頂きたいのは配当金で利益を得るインカムゲインです。
数%のリターンが見込めるため、銀行にお金を預けるよりも利益を上げることが出来ます。
ただし、株価が暴落する可能性があります。
株価の暴落や損切りをスムーズに行えるよう、数百円の安い株で感覚を鍛えることをオススメします。
そして、お金が貯まったらインカムゲインを狙いましょう。
不労所得を得て、不安の少ない生活を送れるようにがんばりましょう！
